2015年08月25日

花火

晃ちゃん、今年も花火大会、いつもの川原であったよ。
この頃はなんだか忙しくなって、花火を見にでかけることもなくなってしまった。
遠くで花火の音を聞くだけ。
今年なんかは、夏風邪をこじらせてしまって、何にもする気にならなくてね。
テレビでどこかの花火大会を見ただけ。

晃ちゃんと一緒に見た花火は、今でも心に残っている。ひまわりの浴衣を着て、一生懸命おしゃれして。

それから、心が離れてしまって会わなくなった年も、花火の日には私を見つけてくれて、
「もう一度付き合ってくれよ。」と言われたっけ。
いつも沢山の仲間に囲まれている晃ちゃんだから、そんな告白も皆のいる前だったから、なんにも言えなくて、ちゃんと考えることも答えることもできなかったんだよ。
黙って行ってしまってごめんね。

晃ちゃんのことは、いつも他の誰よりも尊敬していたし、私にとっては特別だった。
自己顕示欲が強くて、気取りやの、甘えたの自分は大嫌いだった。
友達もいなくて、本当はとても淋しかったくせに、素直になれない自分をどうしていいかわからなかった。
そんな気持ちを救ってくれたのは晃ちゃんだった。

花火を見ると思い出すよ。晃ちゃんと過ごした夏を。
どこか遠くできっと、私のことを見守っていてくれるような気がしてる。

いつか、いつか晃ちゃんのお墓参りができたらと思う。

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/424755099
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック